-
京菓子と職人
-
和菓子と言いましても、干菓子と生菓子に大きく分けることが出来ます。干菓子とは、落雁などのように長期間の保存が可能な菓子を指しますが、生菓子は水分を多く含み、長もちしない菓子のことを指します。饅頭・ドラ焼き・餅などのように、主として餡を使ったものを生菓子と言います。生菓子は更に分類することが出来ます。蒸し物・焼き物・練り物・竿物・餅類に分類されます。蒸し物は饅頭・蒸し羊羹、焼き物は最中・きんつば・どら焼き、練り物は練り羊羹・水羊羹・きんとん、竿物は羊羹・ういろう、餅類は桜餅・柏餅・求肥・葛餅・大福・ちまき等です。生菓子はこれらの性格を併せ持ったものが多く更に分けられ、少々複雑な分類になります。
京都では多くの生菓子が作られ、人々の目と舌を楽しませています。分類が複雑で製法の手順も様々な生菓子は、それだけ多くのバリエーションを持つという事でもあります。和菓子製造の技術も重要ですが、それ以上に芸術的センスが要求されます。一つ一つに精魂を込め仕上げた生菓子は、まるで芸術品のように色彩豊かで繊細です。腕の良い職人が切磋琢磨して発展していった京都の生菓子は、人々だけではなく職人さえも魅了していきました。
生菓子は干菓子から比べると加工しやすいので、様々な技法やアイディアが生まれました。そのような和菓子の世界に憧れる女性の職人も誕生しています。肉体的にもきつく忍耐力が必要な和菓子職人は、女性には不向きと考えていた和菓子店が多かったようですが、男性に負けない忍耐力と向上心を持った女性が、和菓子の世界に新しい風を吹き込みました。女性特有のしなやかさや美的感覚が、和菓子を更に進化させようとしています。新しい視点からの発想と伝統が融合して、京都の和菓子はこれからも目が離せません。
京都の和菓子は上生菓子として、季節感を表現し人々に季節の移り変わりを知らせます。そして京都の様々な行事にも京菓子は使われ、中には寺院の名物になっているお菓子もあります。細く割った二股の竹串に小さなちぎり餅を刺し、きな粉をつけて炭火であぶり白味噌をつけていただく餅は、京都北区の今宮神社名物「あぶり餅」です。下鴨神社はみたらし団子、上賀茂神社はやきもち、他にも寺院の名物になっているお菓子はたくさんあります。そして昔ながらの技法を菓子職人が守り続けているのです。過去からから現在、現在から過去に伝統の技法を受け継ぐのは、菓子職人の大きな役割の一つでもあります。
京都のお菓子
- 京都の面白いお菓子
- 2007-07-23 14:32:00
- 八橋はもう飽きられました。夏休みに京都から帰省する大学生です。京都にある面白いお菓子を教えてください!自家用車は自転車のみなので、京都中心部のお店でお願いします。
- 京都のお菓子といえば・・・
- 2003-01-16 15:31:00
- 京都のお菓子といば八橋や五色豆などが有名ですが、他に何か有名なお菓子とか、おいしいお菓子はないでしょうか?教えてください。お願いします。
- 京都のお菓子で…
- 2009-07-24 10:43:00
- お母さんが昔、京都のお土産でもらった「鮎のささやき」という和菓子がとてもおいしくて忘れられない、という話を聞きました。このようなお菓子をご存知の方いらっしゃいませんか?調べてみたら兵庫県にこの名前と同じお菓子があったの